子供のための資産運用。教育費捻出にはジュニアNISA活用が得!

高配当銘柄

子供のための資産運用を考えています。教育費を貯める為に貯金をしているけど銀行口座においているだけでは利子も少ない。これからは資産運用で少しでも増やしていきたいがどうすれば良いのかわからない。

大切なお子様の教育資金を作ることはとても大事ですね。しかし銀行預金だけでは利子も少なく増えにくいです。そこで預金の何%かを資産運用すれば銀行預金よりは増加する可能性は高いです。

今回は預金以外で比較的ローリスクな資産運用を考えてみました。

子供の成長と共に教育費が増加していくことは必須です。

学費はもちろん、食費、交際費、衣服費、習い事、レジャー費など。いくらあってもたりません。しっかり会社で働いても給料は増えにくいですし、預けている銀行預金の利率は0.002%が大半で預けていても増える見込みは考えにくいです。

とはいっても大学でかかる学費は国公立でもなければ、1年間で100万円以上が当たり前です。そのためにコツコツと長期間堅実に貯金をして教育費を作らなければなりません。

そこで少しでも教育費を作る負担を減らすために行動が必要です。

それは資産運用です。

株式市場に投資をして年間数%で運用できれば銀行預金よりはるかに高いリターンが得られます。

 

子供のための資産運用するメリット

①ジュニアNISAを使えば非課税で18歳まで運用できる。

非課税で運用できれば税金を払わない分、利益の残りが多くなります。

株式投資では利益に20.315%の税金がかかります。

約20%。大きいですよね。

100万円利益がでれば約20万は税金で持って行かれます。運用するからには少しでも多く資金を増やしたいですよね。そこで利益に税金を払っていたら資産が増加するスピードも遅くなります。

なので資産運用の為に国が用意してくれたジュニアNISAをぜひ活用してください。

とはいってもジュニアNISAは2023年で廃止されるので、今年と来年の2年間の非課税枠は合わせても160万円しかありません。ただ18歳になるまでは非課税なので、この期間に配当金などの利益を非課税で受け取れる事は長期資産運用をすることにはとても有利に働きます。納税はとても大事なことですが、非課税で良いとされる制度があるならばとことん活用してください。

②名義数が増える

名義数が増える。

子供の名義でジュニアNISA口座を開設すれば名義数が増えるのは当たり前なんですが、これを活用しない手はありません。

活用方法は株主優待銘柄に投資をすることです。

株主優待銘柄は優待品を受け取る条件として、最低100株保有していなければならない場合が多いです。株数によって優待内容の違いもありますが、基本的には100株保有することで優待品を受け取ることができます。

100株保有株主より500株保有している株主の方がたくさん優待品をもらうことができるのですが、個人的には100株保有株主とでの優待内容にそこまで大きな差があるようには思いません。

例えば100株保有株主が3000円の商品券がもらえたとします。500株保有している株主がもらえる優待は10000円の商品券だったりするわけです。

シンプルに5倍の15000円じゃないの??と思うかもしれませんがそうではないんです。こういった銘柄が多いのも事実です。

上記の例でいうと500株保有しても10000円分なのに、4人が100株ずつ保有して合計400株保有すると12000円分もらえたりするわけなんです。

名義数は正義ということが分かりますよね。実際に我が家もオリックスを4人名義分保有しています。毎年優待の恩恵をありがたく享受しています。

なので優待を受けられる最低単元の100株を家族分の名義で保有すれば一人で500株保有数るより優待はお得に貰えるようになるのでぜひ活用しましょう。

③米ドルで配当金を受け取ることで為替の勉強になる

高配当米国株銘柄を保有しましょう。

米国には安定的に利益を残す優良企業がたくさんあります。そういった企業の株主になることで利益の分け前を少しずつもらうことができます。

とはいってもドルで配当をもらっても円に換えなければすぐに教育資金に使えないじゃないかと思う方もいると思います。

そうなんです。ドルのままでは日本国内で買い物や支払いには使えませんよね。ドルを円に換える必要があるんです。

めんどくさいかも知れませんが、円に換えて使うを考えることで、今のドル円相場はどのくらいで円安なのか円高なのかとか、両替手数料はいくらかかるとかの知識が増えることにもなるので勉強になります。

今現在ドル円の為替レートは1ドル125円です。年明けは110円ほどだったのに急激に円安が進んでいます。円安のおかげで保有する米国株の時価総額が上昇しています。日本株のみに投資をしているとこういった円安の恩恵を肌で感じることができません。

米国の優良企業に投資することは、資産の分散投資にもなるし為替の勉強にもなり、他の国への興味がいたりして結果的に視野が広がることになります。

資産運用しながら勉強もできて一石二鳥です。

なので米国株などにも投資しましょう。

子供のための資産運用デメリット

①投資資金が増えて月々の負担になる可能性

子供の資産運用を考えたときに資金が必要ですよね。

しかし会社からの給料は教育資金を確保したいからと言っても上がりません。

家計のやりくりで捻出するしかありません。

とはいえ、資産運用をするからと言って生活レベルを極端に下げるのは避けたいですよね。家族の生活満足度を下げて生活するの雰囲気も悪くなりますし、ストレスがたまり喧嘩や病気の原因にもなりかねません。

だからといって、投資をあきらめるのはもったいないです。

無理のない範囲で始めることが大切です。

そんなこと言っても投資ってお金がかかるんでしょ?と思う方もいると思います。

でも今の時代100円から投資信託を買える時代です。たったの100円です。

楽天証券など大手の証券会社を利用すれば、アメリカの優良企業500社を集めてできている指数のS&P500などに100円から投資ができるのです。これは本当にありがたいことです。

私も楽天証券で『eMAXISSlim米国株式S&P500』に毎月18000円積み立てをしています。コツコツと積みあがるのが確認できることで達成感を感じやすく投資を継続できるモチベーションにもつながります。

さらにポイントも積立に使えるんです。私は毎月500ポイントを積立に利用しています。わずか500円分ですが続けていれば大きくなります。ちりも積もれば山となるです。

このように小さな金額から資産運用は始められます。もはや誰でも投資できる時代になっているのです。やるやらない、知っている知らないで子供のための教育資金額が大きく変わってくると考えられます。

少額からでも資産運用は始められるので無理のない範囲で始めてみて下さい。

②現金ポジションが減る

シンプルに貯金が減るか、貯まるスピードが遅くなる。

投資に資金をまわす事によって貯金は今まで通りのペースで増えていく事がむずかしくなると考えられます。

また今まで貯めていた貯金を投資にまわす事で現金が減ったりすることにもなります。

急な支出に耐えられないなんてことになるかもしれないので、一定額の現金は保つようにしてください。

個人的には月の生活費の半年分も現金があればそれ以外は投資にまわしても良いかとおもっています。

現金ポジションが減ることで精神的に不安定になる方は投資と貯金額のバランスを考えて調整せいてみて下さい。せっかく教育資金の不安をなくすために資産運用を始めたのに、精神的につらくなっては元も子もありません。

日々心地良く過ごせるバランスを見つけて下さい。

どのような銘柄が良いのか

①ビックカメラ ヤマダHD

ビックカメラとヤマダHDは自社で利用できる優待券を毎年発行しています。配当金もあります。

商品券はとても使いやすいです。会計時レジで出すだけで現金のように扱ってくれます。

お子さんの好きなおもちゃやゲームの購入資金に優待券を利用することで株主優待の恩恵を体験することができます。10代の頃から株主優待や配当金が当たり前になれば投資を始めるハードルも下がりそうです。さらに投資の知識を標準装備して社会人に育ってくれるかもしれません。

投資を始めるタイミングは早ければいろいろな相場を経験できるし、複利効果を使って資産を拡大できるのでメリットの方が大きいです。

②オリックス、KDDI

オリックスとKDDIです。

両社ともに全国的にも有名ですし、高配当、優待銘柄としても人気のある企業です。

優待はカタログギフトなので家族と話をしながら商品選べることから家族時間が増加し満足度も高い優待内容だと思います。

そして高配当です。両社とも連続増配を続けていて毎年受け取れる配当金が増えていきます。

子供と一緒に業績を確認して、業績は上がっているのか、配当金が去年と比べてどのくらい増えたのか減ったのか、増配率はどうか、今後の展望はどうなのかとか、調べるクセが付けば一人で勉強してくれるようになるかもしれません。

この企業は毎年増収増益で儲かっている会社なんだと分かるだけでも、世の中を見る目が変わってくるのではないでしょうか。将来の就職活動でも役にたちそうです。

まとめ

子供のための資産運用はただお金が増えるだけではありません。

優待を利用した買い物で生活満足度があがったり、優良企業を知ることで将来の就職活動での企業選びなどにも役立ってきます。

一言に資産運用と言ってもお金の増減だけではないことが分かってきました。

投資を経験するという事は自分の可能性を広げる事にもつながっています。

知っている、知らないで人生は大きく変わります。

少しでも早く、少しでも多く、子供のための資産運用を始めて長期間続けていきましょう。

以上参考になればうれしいです。

また投稿します。

ありがとうございました!

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