VYMは長期保有したほうが良いです。
株価は上昇傾向で今月は最高値を更新していますし、配当金は増配傾向でリーマンショック以降11年連続で増配しています。
配当金は2011年の1.33ドルから2021年は3.096ドルと約3倍まで増加しています。10年で配当金が3倍になるのであれば保有しておきたいどです。もちろんこの先10年で配当金が必ず3倍になるとは言えませんが、過去の実績で考えても期待はできます。
さらに株価は2009年リーマンショック以降の安値約26ドルから、現在の高値112ドルまで4倍以上も上昇しています。今後も上昇下落を繰り返して、長期的には上昇していけそうな気がします。
インカムとキャピタルが両方取れるありがたいETFだと言えます。
12月は四半期分配月は0.9386ドルで過去最高
12月はVYMの分配月です。今回はすでに分配金の発表がされており、金額は0.9386ドルでした。
前年同月比の分配金は0.8096ドルでしたのでそれに比べると15.9%の増配です。ありがたいですね。
これで年間の分配金の合計金額が分かったわけなんですが、前年の分配金と比べると増配しています。2020年の年間分配金2.905ドルで、今年は3.096ドルですので、6.57%の増配となりました。
四半期ベースでも過去最高額ということで、VYMホルダーにとっては嬉しいニュースになりました。
株価
2021.12.20時点
株価は109.93ドルです。今月最高値を更新していて株価自体は好調にみえます。
配当利回りは2.8%とそこまで高くはありません。しかし過去10年で分配金が3倍になっている実績をみると長期保有して毎年の増配を期待したいところです。
仮に10年後に分配金が3倍になったとした場合、分配金は9.288ドルになります。この分配金を今の株価で利回りを計算すると、8.4%になります。
完全に妄想ですけど、もしそうなった場合はかなりの高配当になりますのでコツコツ買い増し方が良いのは明らかですね。
運用実績
私の保有しているVYMの実績です。約1年前に10株購入して現在も売却せず10株保有しています。
含み益が19250円です。投資額は約10万円でしたので、すでに20%ほど含み益が出ていることになります。1年で20%も上昇してくれればありがたいですね。
分配金も四半期ごとに入金されていて、これまで4度分配金を頂いています。
トータルは16.11ドルです。今月分がまだ入金されていませんので16.11ドルよりは少し増える予定です。入金予定額は6.75ドルでこれもVYMからの分配金の過去最高額です。これを合わせると22.86ドルになります。日本円にすると2583円です。
含み益と分配金の合計は21833円になります。
トータルリターンは約22%ですね。
1年で20%以上もリターンがあれば充分に投資が成功していると考えられます。
ただ含み益を入れたトータルリターンなので株価が下落すればリターン率も変化します。
とはいえ、分配金は11年連続で増配しています。増配が続く限り永遠にホールドしようと考えています。
直近5年の増配率
VYMの直近5年の年間平均増配率は7%です。
他の人気高配当ETFでもあるSPYDが0.51%、HDVが5.3%なのでVYMの7%が高いことがわかります。
7%の増配が5年間続くと分配金は4.34ドルまで増加します。今年の分配金が3.096ドルなので5年で1.4倍に増加する計算になります。
今の株価109.93ドルで保有していれば4.34ドルの分配金をもらうと配当利回りは3.9%になります。現時点での配当利回りは2.81%なので、何もしなくてもただ保有しているだけで1%以上も利回りが上がることになります。何もしなくていいと考えると長期保有するだけなのでかんたんです。
VYMを1年保有した感想
1年間保有してみましたが、とくに何もしていません。四半期ごとに分配金が入金された通知を見て証券口座で確認していただけです。
それだけで勝手に分配金が増加していますから、本当にありがたいですね。
優良ETFに投資をするだけで資産が自動で増加していく感覚がとても楽しいです。
今後も追加投資、長期保有で資産拡大させていきたいですね。
以上参考になれば嬉しいです。
また投稿します。
ありがとうございました。
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