NISA恒久化で投資枠、非課税期間拡大を金融庁が要望!!これは個人投資家には朗報です。

投資基礎知識

先日、金融庁がNISA恒久化に向けて来年度税制改正に要望を盛り込みました。

これでNISA制度の改定による非課税期間恒久化、投資枠拡大の期待が大きくなったと言えます。

これが現実になれば非課税で配当金や株式の値上がり益がもらえるので個人投資家の金融所得倍増には大きな影響を与えられることが考えられますね。

私も一般NISAで毎年120万円分の枠を利用して、配当金を非課税で受け取っていますがもう少し投資枠の上限を増やしてほしいと考えていましたし、他の投資家の方からも同じような意見は多かったと思います。

投資枠が増えれば間違いなく我が家の年間の投資額は増加します。貯金していた部分が株式や投資信託に向かうのは必然ですね。

簡単に言うと、「株の利益にかかる税金を非課税になる枠を広げたからみんな投資してね!ということです。

どういうところが良くなるのか私なりに調べてみましたので見てみましょう。

①投資枠の増加

やっぱり投資枠の増加ですよね。

これまでは一般NISA で120万円、積立NISAで40万円、ジュニアNISAで80万円とそれぞれ3パターンで投資額が違っていました。

いくらに投資枠が拡大するかは分かりませんが、

投資枠が簿価残高で復活する

簿価残高(ぼかざんだか)で投資枠が復活するようになるそうです。

どういう事かというと、今までは120万円の投資枠で購入すればもうその120万円という枠は無くなっていましたが、制度の変更があれば売却後にまた投資枠が復活する仕組みになるという事です。

例えば1000万円まで積み立てていたとして、900万円を売却して取り崩したら900万円分また投資枠が復活して非課税で運用できるという事です。

これはかなり便利な制度になったと思います。

配当目的で長期保有していた銘柄をリバランスしようと思っても、今までは不可能でしたが、制度が変われば可能になるという事です。

投資家に有利な方向に向かっているのは間違いありませんね。

生涯非課税限度額の増加

1年単位で投資枠が増加する。

これは理解できるんですが、生涯での非課税限度額の増加というのはあまりピンとこない方もいると思います。

簡単に言うと今までは

積立NISAなら40万円×20年=800万円

一般NISAなら120万円×5年=600万円

だったものが、増加しますよという話です。

これがいくらになるのかは分かりませんが、

ニコ&イチの生活

ニコ&イチさんのブログに記載されてあるQ&Aを見るかぎり、億まではいかないにしても数千万円は期待できそうな感じがします。ぜひ読んでみて下さい。

個人的には2000万円くらいあったら嬉しいと思いますね。

2000万円を5%で運用すれば年間100万円は非課税で受け取れるし、増配をしてくれれば非課税でもらえる配当金はどんどん増えていくので、恒久的に非課税期間があれば一生ホールドして死ぬまで配当金を非課税で受け取ることだって考えられます。

しかも銘柄入れ替えもできるという太っ腹ぶりなので実現されたら感謝しかありませんね。本当によろしくお願いしますって感じです。

とても期待が持てますので、実現してもらいたいです。

NISAで保有したい日本株

恒久化されて非課税で便利になったのはありがたい!

だけど、結局何を買えば良いのか分からないという方もいると思います。

指数連動の投資信託を買えばよいのかとか

高成長の個別銘柄を買えばいいのかとか

高配当銘柄がいいのかなど迷ってしまうかもしれません。

私は高配当銘柄投資をしているので高配当銘柄を推したいと考えています。

その中でもどんな銘柄に投資すれば良いのか、という事ですよね。

高配当銘柄に投資をする基準は大きく3つです。

①配当利回りが3%以上

②業績が安定している大手企業

③基本的には増配傾向であり配当余力がある。

ザックリ言うとこういう感じです。

まず①の配当利回りが3%以上を選ぶ理由ですが、配当利回りは高いほどリターンが大きいからです。当たり前ですよね。投資するからにはリターンが大きいほうが良いに決まっています。

100万円を投資した場合に1%の利回りなら1万円のリターンで3%の利回りなら3万円のリターンが有ります。どちらを選ぶかは投資家の考え次第ですが、私ならとりあえず3%の利回りを選びますね。その後に業績や増配率もを確認しますけど、まずは配当利回りは見ますよね。

次に②の業績が安定している大手企業を選ぶ理由です。業績が安定していないと継続的に配当金を拠出できないからです。毎年赤字を垂れ流すような企業にに財務に余力はありませんからね。

大手企業というのは企業ブランドが確立していて毎年安定して売り上げを出すことができています。これは私が言わなくても誰でもわかる事なのではないでしょうか。

例えば飲食業界の会社よりNTTやKDDIの通信業界の方が安定して経営をしています。国民の大多数が毎日スマホやパソコンでインターネットを使っていますよね。という事は毎日通信を利用されるので、通信サービスを提供ているNTTやKDDIにはその対価としてみんな利用料を支払っています。その結果が莫大な売り上げをだして利益になり、安定した経営につながっているというわけです。

安定して配当金を出せる企業というのは裏を返せば業績が安定しているという事です。

基本的には増配傾向であり配当余力がある。

増配傾向の銘柄を選びましょう。毎年増配してくれる銘柄を保有すると投資元本が変わらなくても受け取れる配当金は増えていきますからね。

例えば1株配当金が50円で株価が1000円の企業があったすると配当利回り5%になります。この銘柄に100万円投資をすれば5万円の配当金がもらえます。

この企業が毎年5円配当金を増やしたとして10年たったら50円配当金がふえることになります。そうすると、1株配当金が100円まで増えたことになって、5%だった利回りも10%に増えるというわけです。自動でお金が増えてくれるなんて、これ以上にありがたいことなんてありませんよね。まさに不労所得です。

連続増配企業も裏を返せば業績が安定成長している企業になります。連続増配企業に投資をするという事は成長銘柄に投資をすることにもなるので株価の上昇に期待もできます。一石二鳥になるかもしれません。

連続増配銘柄を選べば投資元本が変わらなくても配当金が増加する可能性は充分に考えられます。なので、貴重なNISAの非課税枠を高配当銘柄に利用するのであれば業績案ての連続増配銘柄に投資したほうが賢明であることは火を見るより明らかだという事です。

まとめ

NISAが改定されて投資枠の増加や投資期間、非課税期間が恒久化される可能性があります。

そうなれば個人投資家にとっては資産を拡大させるのにとても有利に働きます。今まで税金に払っていた分を再投資にまわせるからです。配当が配当を生み出す最強ループを作り出す時間が短縮されます。

資産が拡大すれば資産所得も当然増加しますので、精神的にも余裕ができてきます。そうなることでいろんなことにチャレンジしたり、浪費が増えたりして世の中に回るお金が増えることに繋がるかもしれません。そういう流れが個人投資家からでも発生すれば好景気になる一つのきっかけにもなりそうですよね。

NISAの恒久化にはとても期待したいです。

おススメ記事

NISAの恒久化は国民にとっては朗報です。

株式投資利益が非課税になる枠が拡大し、非課税期間も恒久化するからです。

そうなれば資産を拡大させるスピードが速まる可能性は充分にあります。この制度は絶対に利用したほうが良いと思います。

NISAを使う人使わない人での資産拡大のスピードは段違いのものになりそうですね。ますます貧富の差は拡大しそうです。

とはいってもまだまだ投資の知識がないから投資ができない。と考える方もいるかもしれません。

そんなかたにはこちらの書籍がおススメです。

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感想(22件)

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私も5回以上読んでいて、本書で紹介されている銘柄も購入しました。今でも保有中で今後売却する予定もありません。

投資を始めたいけどまだという方は一読してから始めてみても遅くはないかも知れません。

また、資金が少ないという方にはLINE証券がおススメです。

1株から購入することができるので少ない資金の方にも安心ですし、損失が発生した場合でも少額であればリスクが抑えられます。

大手証券会社では100株単位からでしか日本株が購入できないのはあたりまえですので、初心者の方にはとてもにハードルが高いと思います。まずは1株から少額で始められる方がハードルも低いし、精神的にも余裕でいられますよね。

まずは手始めに少額から始めたいという方にLINE証券はおススメの証券口座ですね。

今なら口座開設キャンペーンで4000円相当がもらえるのでリスクなしで株式投資が始められます。私もLINE証券を開設して、3株ですが日清紡ホールディングスを購入ました。今でも保有していて配当金ももらいました。とてもありがたいです。タダで株を買って配当金がもらえるのでおススメです。

NISAの制度が変わる前に、少しでも株式投資の経験を積んでみてください。



 

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