利回り上昇で今買いたい!物流REIT5選

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利回り上昇で今買いたい!物流リート5銘柄

 

物流施設主体型REITに投資するメリット・デメリットとおすすめ銘柄

物流施設主体型REITは、インターネット通販の拡大や効率的な物流網の整備が進む中で人気を集めています。ここでは、物流施設主体型REITの特徴やメリット・デメリットを詳しく解説し、おすすめの銘柄も紹介します。

物流施設主体型REITのメリット

1. 需要の安定性

物流施設はEコマースやオンラインショッピングの拡大により、需要が高まり続けています。ネット通販の成長は、倉庫や配送センターといった物流施設への需要を支え、その安定した収益性が期待できます。これにより、投資家にとって安定した配当が期待できるのが大きなメリットです

2. 低リスクなテナント構成

物流施設の主なテナントは、大手通販業者や流通企業などが中心で、比較的財務基盤がしっかりしています。こうしたテナントは賃料の支払い能力も高いため、テナントリスクが低く、投資リスクも低減されます。大口のテナント契約があると、長期的な安定収益につながりやすくなります。

3. 景気変動への耐性

通常の商業施設と比べて、物流施設は景気変動の影響を受けにくいという特徴があります。景気が悪化しても、物流需要は減少しにくいため、経済不況時でも安定した運用が可能です。特に、必要不可欠な日用品や医薬品の物流は影響を受けにくく、不況下でも資産の下支え要因となります。

物流施設主体型REITのデメリット

1. 賃料増加が見込みにくい

物流施設は、オフィスビルや商業施設と比べると賃料増加の余地が小さいことが多いです。賃貸契約が長期固定の場合が多く、短期的な賃料の見直しや増額が難しいため、成長性に制限がかかります。収益拡大を求める投資家にとっては、この点がデメリットとなるでしょう。

2. 初期投資コストの高さ

物流施設の取得には多額の投資が必要です。大型倉庫や配送センターは構築に大きなコストがかかるため、REIT自体の資金調達負担が増大しやすく、その分リスクも増します。また、資金調達の手段として借入金が増えると、金利上昇の影響も受けやすくなります。

3. 設備の維持・管理費用が高い

物流施設は機械化が進んでおり、空調設備や荷物搬送システムなどのメンテナンスが必要です。そのため、管理費用や維持費が他の施設と比べて割高になることが多く、設備更新費も頻繁に発生します。これにより、純利益が削られる可能性もあるため、コスト面でのデメリットが挙げられます。

おすすめの物流施設主体型REIT

ここでは、日本市場で投資家に人気のある物流施設主体型REITを5銘柄ご紹介します。それぞれ異なる特徴を持つため、自身の投資目的やリスク許容度に合った銘柄選びを心がけましょう

1.GLP投資法人(3281)

世界的な物流不動産大手GLPグループが運営するREITで、国内外の物流施設に幅広く投資。高稼働率と安定した分配金が魅力。

2.日本ロジスティクスファンド投資法人(8967)

安定したポートフォリオとともに、東京・大阪圏を中心に物流施設を保有。賃料増加の余地があり、中長期的な成長も期待されています。

3.ラサールロジポート投資法人(3466)

グローバルに展開するラサールグループが管理しているREITで、最新の物流施設を多く保有。賃貸稼働率が高く、安定的な運用が強み。

4.三井不動産ロジスティクスパーク投資法人(3471)

三井不動産グループが運営するREITで、質の高い物流施設に投資。都心近郊の物流施設を多く持ち、長期契約のテナントも多い。

5.CREロジスティクスファンド投資法人(3487)

CREグループの手がける物流施設に特化したREIT。築年数が新しい施設が多く、最新設備が整っているため、将来的な維持費の抑制が期待されます。

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おすすめ物流施設主体型REIT5銘柄の特徴と利回り

1. GLP投資法人(3281)

•特徴:世界的な物流不動産大手GLPグループが運営するREITです。国内外の物流施設に投資しており、高い稼働率と安定した分配金が魅力です。

•参考利回り:3.5%前後

•一口価格:およそ170,000円

•投資資金の目安:10口で約1,700,000円

2. 日本ロジスティクスファンド投資法人(8967)

•特徴:東京や大阪の主要エリアに物流施設を持ち、賃料増加の余地もあるため、中長期的な成長が期待されます。

•参考利回り:4.0%前後

•一口価格:およそ280,000円

•投資資金の目安:10口で約2,800,000円

3. ラサールロジポート投資法人(3466)

•特徴:グローバル展開するラサールグループが管理。最新の物流施設が多く、賃貸稼働率が高いため、安定的な収益が見込めます。

•参考利回り:4.2%前後

•一口価格:およそ140,000円

•投資資金の目安:10口で約1,400,000円

4. 三井不動産ロジスティクスパーク投資法人(3471)

•特徴:三井不動産グループが運営し、質の高い物流施設に投資。都心近郊の施設も多く、長期契約テナントが多いため安定性が高いです。

•参考利回り:3.7%前後

•一口価格:およそ180,000円

•投資資金の目安:10口で約1,800,000円

5. CREロジスティクスファンド投資法人(3487)

•特徴:CREグループが手掛ける物流施設特化型のREITです。新しい施設が多く、維持費抑制効果が期待され、安定した運用が可能です。

•参考利回り:4.1%前後

•一口価格:およそ150,000円

•投資資金の目安:10口で約1,500,000円

初心者が知っておきたい5銘柄の投資合計額と利回り

上記5銘柄をそれぞれ10口ずつ購入すると、合計の投資額は以下の通りです。

銘柄 一口価格 必要投資資金(10口) 参考利回り

GLP投資法人(3281) 170,000円 1,700,000円 3.5%

日本ロジスティクスファンド投資法人(8967) 280,000円 2,800,000円 4.0%

ラサールロジポート投資法人(3466) 140,000円 1,400,000円 4.2%

三井不動産ロジスティクスパーク投資法人(3471) 180,000円 1,800,000円 3.7%

CREロジスティクスファンド投資法人(3487) 150,000円 1,500,000円 4.1%

合計 – 9,200,000円 約3.9%(平均)

分散投資の重要性

REITへの投資は分散が重要です。5銘柄に分けて投資することで、特定の施設やテナントに依存するリスクが軽減されます。

少額から始めることも可能

一口から購入可能なので、少額から投資を始めてリスクを抑えながら学ぶことができます。初心者であれば、まずは資金に余裕がある範囲で、少数の口数から購入を検討すると良いでしょう。

安定した利回りが期待できる

物流施設主体型REITは、一般的に景気変動に強く、安定した利回りを期待できます。平均利回りが3.9%と高水準であるため、長期的な資産形成に適しています。

物流施設主体型REITは、少子高齢化が進む日本においても、Eコマースの成長とともに長期的な需要が期待されています。これら5銘柄のREITは、初心者にとっても安心して保有しやすい投資先と言えるでしょう

まとめ

物流施設主体型REITは、安定した需要と収益を提供する魅力的な投資対象です。オンラインショッピングの増加が続く限り、物流施設への需要も高まり続ける可能性が高く、長期的な成長が期待されます。しかし、賃料増加の限界や設備維持費の高さなどのデメリットもあります。投資を始める際は、リスクとリターンのバランスを考え、自身の投資方針に合った銘柄を選ぶことが重要です。

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