「月5万円の配当収入を得られたら…
そんな夢のような収入源があれば、
生活にゆとりが生まれ、
将来の不安も和らぐかもしれません。
『5年前から始めていれば、
あの時から始めていれば、
今ごろ投資資金も増え、
受け取れる年間配当額もさらに増えていたはずなのに』
と後悔しないためにも、
今から一歩を踏み出してみませんか?
この記事では、日本株と米国株を組み合わせて安定的に
年間60万円の配当を目指すポートフォリオ構築方法をご紹介します。
現在の日本株・米国株の平均配当利回りや注目銘柄も含め、
必要な投資額と配当の期待値を詳しく解説します。
安定収入を目指す投資初心者の方も、
ぜひポートフォリオ構築の参考にご覧ください。」
月5万円(年間配当60万円)を配当金として得るためのポートフォリオ構築について、日本株と米国株を組み合わせてご紹介します。現在の日本株・米国株の平均配当利回りなどを参考にし、年間配当60万円を目指すための投資額や銘柄も含めて解説します。
想定ポートフォリオ
まず、年間配当60万円を目指すために以下の前提を置きます。
•配当利回りの目安:日本株は3.5%、米国株は4.0%を目安とします。
•ポートフォリオの割合:日本株50%、米国株50%の割合で分散投資を行います。
必要投資額の目安
年間配当60万円を得るための必要投資額を日本株と米国株でそれぞれ求めます。
•日本株:年間配当30万円(配当利回り3.5%)を得るためには、約857万円が必要
•米国株:年間配当30万円(配当利回り4.0%)を得るためには、約750万円が必要
合計投資額は 約1,607万円 です。
日本株銘柄
1. 日本株のポートフォリオ(目安857万円)
銘柄例
•三菱商事(8058)
•配当利回り:約3.7%
•投資額目安:300万円
•年間配当額:10.8万円
•MS&AD(8725)
•配当利回り:約4.0%
•投資額目安:250万円
•年間配当額:10万円
•NTT(9432)
•配当利回り:約3.4%
•投資額目安:200万円
•年間配当額:7万円
•三井住友FG(8316)
•配当利回り:約3.4%
•投資額目安:107万円
•年間配当額:3.6万円
日本株合計
•投資額:857万円
•年間配当額:約30万円
米国株銘柄
米国株のポートフォリオ(目安750万円)
銘柄例
•アルトリア・グループ(MO)
•配当利回り:約8.5%
•必要投資額目安:1万ドル(約150万円)
•年間配当額:8.5万円
•コカ・コーラ(KO)
•配当利回り:約3.2%
•必要投資額目安:1.67万ドル(約250万円)
•年間配当額:8万円
•ベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)
•配当利回り:約6.5%
•必要投資額目安:1万ドル(約150万円)
•年間配当額:9.75万円
•プロクター・アンド・ギャンブル(PG)
•配当利回り:約2.5%
•必要投資額目安:1.33万ドル(約200万円)
•年間配当額:5万円
米国株合計
•投資額:750万円
•年間配当額:約31.25万円
強み・安定性
1. アルトリア・グループ(MO)
•強み:アルトリア・グループは、アメリカ最大手のタバコメーカーであり、マールボロを含む有名ブランドを展開しています。タバコ産業は景気に左右されにくいディフェンシブな分野で、消費が安定しているため、売上や利益が比較的安定しています。
•安定性の理由:規制が厳しいため新規参入が難しく、競争が限定的です。さらに、タバコ製品は需要が安定していることに加え、高い価格設定が可能なため、収益性が高いことが特徴です。こうした環境がアルトリアの高い配当利回りを支えています。
2. コカ・コーラ(KO)
•強み:コカ・コーラは世界的なブランド力を持ち、飲料業界で非常に強力な地位を築いています。炭酸飲料以外にも、ボトルウォーター、スポーツドリンク、コーヒー、紅茶など多様な商品展開を行っており、収益源を分散しています。
•安定性の理由:世界200以上の国と地域で事業を展開しており、消費者基盤が非常に広いことが安定した収益に寄与しています。ブランド力により価格設定力も高く、インフレの影響にも強いのが特徴です。また、持続的な配当成長を続けている「配当貴族銘柄」でもあり、投資家からも信頼されています。
3. ベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)
•強み:ベライゾンは米国の通信業界大手で、モバイル通信やインターネットサービスを提供しています。5Gインフラにも積極的に投資しており、次世代通信の需要増加に対応しています。安定した通信インフラの運営から、堅調なキャッシュフローを生み出すのが特徴です。
•安定性の理由:通信業界は景気の影響を受けにくく、安定した需要があるためリスクが低いとされています。また、5Gの展開が進むことで、データ需要の増加が期待されており、長期的な成長も見込めます。規模の大きい顧客基盤や契約継続率の高さも、同社の安定感を支える要因です。
4. プロクター・アンド・ギャンブル(PG)
•強み:プロクター・アンド・ギャンブルは、日用品や化粧品、衛生用品の世界的メーカーであり、「パンパース」「オールドスパイス」「ジレット」などのブランドを有します。生活必需品の分野で強いブランドを多く持つため、消費者にとって欠かせない企業となっています。
•安定性の理由:日用品は消費者の需要が安定しているため、景気変動の影響が小さいです。また、世界的な販路と強力なブランド力を背景に安定した売上と利益を維持しています。配当実績が長く、「配当貴族」に分類されるほどの安定した配当支払いを続けていることも信頼の証です。
これらの銘柄は、景気変動の影響を受けにくい業界や、強いブランド力を持つ点が共通しており、長期的に安定した収益を生む基盤が整っています。こうした企業の安定感が、高配当を維持し続ける大きな理由です。
連続増配銘柄を選ぶ
以下に各企業の連続増配年数と、直近10年間の増配率を記載します。米国株の情報は配当の履歴や企業の公式発表などを参考にしており、増配率はおおよその目安となります。
1. アルトリア・グループ(MO)
•連続増配年数:14年(2024年現在)
•直近10年の増配率:年平均約8%
アルトリアは、タバコ事業の高収益を活かして、堅実な増配を行っています。配当利回りが高いだけでなく、増配も続けており、インカムゲインに適した銘柄です。
2. コカ・コーラ(KO)
•連続増配年数:62年(2024年現在)
•直近10年の増配率:年平均約5%
コカ・コーラは「配当貴族銘柄」かつ「配当王」として、非常に長い連続増配の歴史を持ちます。増配率も安定しており、堅実な成長を期待できます。
3. ベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)
•連続増配年数:17年(2024年現在)
•直近10年の増配率:年平均約2.5%
ベライゾンは、通信業界の安定した需要を背景に、堅実な増配を続けています。増配率はやや控えめですが、高配当利回りを維持しているため、安定したインカムゲインが期待できます。
4. プロクター・アンド・ギャンブル(PG)
•連続増配年数:68年(2024年現在)
•直近10年の増配率:年平均約5%
P&Gも「配当王」に分類され、生活必需品メーカーとして安定した増配を続けています。ブランド力が強く、業績が堅調なため、連続増配と安定的な増配率が期待できます。
これらの企業は長期にわたって増配を続けており、特にコカ・コーラやP&Gのような「配当王」は、長期のインカムゲインを重視する投資家にとって魅力的です。
未来に希望を持てる!長期投資にオススメの米国株4選
投資で将来の安心を手に入れたいと考えているなら、連続増配を続ける企業への投資は理想的です。今回は、連続増配年数や増配率が魅力的な米国の4銘柄をご紹介します。これらの企業は、長期にわたって安定した収益を上げ、投資家に定期的に配当を支払い続けていることで知られています。
配当貴族・配当王の魅力
連続増配を続ける企業は、厳しい経済状況下でも利益を確保し、配当を増やし続ける力を持っています。連続増配は、企業の収益が安定している証拠であり、投資家にとって安心材料です。10年以上連続して配当を増やしている企業は「配当貴族」、25年以上続けている企業は「配当王」と呼ばれ、長期投資の柱となる銘柄として人気があります。
長期投資のメリットと将来への希望
これらの銘柄は、長期投資において大きな力を発揮します。連続増配を続ける企業に投資することで、配当の再投資により資産が効率的に増加していきます。さらに、景気変動にも強く、リーマンショックやコロナ禍のような厳しい経済状況でも安定した配当を提供し続けてきました。こうした企業に投資することで、将来の経済的不安を軽減し、インカムゲインを得ながら資産を増やしていくことが可能です。
例えば、配当金を再投資すれば、複利の効果により数十年後には元本以上の配当収入を得られる可能性もあります。また、将来的に仕事をリタイアした後も、配当収入が生活の支えとなり、経済的な安定をもたらしてくれるでしょう。
連続増配銘柄に投資することは、未来に希望を持ちながら資産形成を進めるための優れた方法です。ぜひ、安定した配当と成長の両方を兼ね備えたこれらの銘柄で、将来の経済的な安心を手に入れてください。
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